相馬野馬追の見どころ

神旗争奪戦

数百騎の騎馬武者がどっと駆け出し、天中高く打ち上げられた二本の御神旗を勇猛果敢に奪い合います。

神旗争奪戦

午後1時、山頂の本陣から戦闘開始の陣螺(じんがい)が鳴り渡ると、満を持していた騎馬武者たちが、夏草茂る雲雀ヶ原(ひばりがはら)一面に広がります。

天中高く打ち上げられた花火が炸裂し、二本の御神旗がゆっくり舞い降りてくると、数百騎の騎馬武者がこの旗を目指してどっと駆け出し、御神旗の下に群がり鞭を振りかざし勇猛果敢に奪い合います。雲雀ヶ原(ひばりがはら)祭場地は、戦場と化し祭りは最高潮に達します。